マイルス・デイヴィス / “カインド・オブ・ブルー” セッション集!
MILES DAVIS / THE SESSIONS OF "KIND OF BLUE" (2CD)
DATE : | 1959032+0422 |
---|---|
LABEL: | Superb Premium |
PLACE: | VOODOO DOWN Records: Supervised by SO WHAT! Label. |
SOURCE : | Soundboard |
TYPE: | 2CD (プレス盤) |
CODE: | VDD 2022-014 |
RELEASE : | 20220318 |
* MILES DAVIS /
THE SESSIONS OF “KIND OF BLUE” (2CD)
2022 VOODOO DOWN Records 014 (VDD 2022-014)
Supervised by SO WHAT! Label.
Recorded at Columbia 30th Street Studio, New York City, NY, March 02 and April 22, 1959
Soundboard Recording // Original Remastered by VDD 2022.
Miles Davis – trumpet
Julian “Cannonball” Adderley – alto saxophone
John Coltrane – tenor saxophone
Bill Evans – piano (on Except “FREDDIE FREELOADER”)
Wynton Kelly – piano (on “FREDDIE FREELOADER”)
Paul Chambers – bass
Jimmy Cobb – drums
DISC 1
March 02, 1959 (Monday) // 2:30 to 5:30 and 7:00 to 10:00 PM
1. CO62290-1. FREDDIE FREELOADER (Take 1)
2. CO62290-2. FREDDIE FREELOADER (Take 2)
3. CO62290-3. FREDDIE FREELOADER (Take 3)
4. CO62290-4. FREDDIE FREELOADER (Take 4)
5. CO62290-5. FREDDIE FREELOADER (piano solo)
6. FREDDIE FREELOADER (Another Mix)
7. CO62291-1. SO WHAT (Take 1)
8. CO62291-2. SO WHAT (Take 2)
9. CO62291-3. SO WHAT (Take 3)
10. SO WHAT (Another Mix)
11. CO62292-1. BLUE IN GREEN (Take 1)
12. CO62292-2. BLUE IN GREEN (Take 2)
13. CO62292-3. BLUE IN GREEN (Take 3)
14. CO62292-4. BLUE IN GREEN (Take 4)
15. CO62292-5. BLUE IN GREEN (Take 5)
16. BLUE IN GREEN (Another Mix)
DISC 2
April 22, 1959 (Wednesday) // 2:30 to 5:30 PM
1. CO62293-1. FLAMENCO SKETCHES (Take 1)
2. CO62293-2. FLAMENCO SKETCHES (Take 2)
3. CO62293-3. FLAMENCO SKETCHES (Take 3)
4. CO62293-4. FLAMENCO SKETCHES (Take 4)
5. CO62293-5. FLAMENCO SKETCHES (Take 5)
6. CO62293-6. FLAMENCO SKETCHES (Take 6)
7. FLAMENCO SKETCHES (Another Mix)
8. CO62294-1. ALL BLUES (Take 1)
9. ALL BLUES (Another Mix)
マイルス・デイヴィスの愛好家から絶大の信頼を受け、数々の名盤を生み出した伝説のレーベル“ソー・ホワット”。その“ソー・ホワット”レーベルの完全監修を受け、2020年末に発足したのが“ヴードゥーダウン・レコーズ(以後VDD)”です。初めて“SO WHAT!”のレーベル名を記載することを許可されたことからも信頼の厚さがうかがえます。丁寧なマスタリング、編集、こだわりの帯付アートワーク、美麗なピクチャー・ディスクのプレス盤。新鋭レーベルながら早くもマイルス・コレクター必携アイテムとして注目を集めています。
とうとう来ました。待望のタイトルです。昨年(2021年)辺りからマイルス・ファンの間で「そろそろカインド・オブ・ブルーのセッションが出るのではないか」という話をちらほら聞くようになっていました。
そんなファンの方々、お待たせしました。ジャズ史のみならず人類の刻んできた音楽史上でも、両手の指に数えるランキングにインするであろう超名盤“カインド・オブ・ブルー”のセッション集、満を持して遂に登場です。
元になっているのは本レーベル全タイトルで監修も務めている“ソー・ホワット”レーベルの名盤『メイキング・オブ・カインド・オブ・ブルー(2CDR)』。しかし、当然ながら毎度のごとく“そのまま”ただプレスしたわけではありません。再編集、再構築し“新たな”タイトルとして登場となるのです。チャプター位置の再編集、冒頭の“ピー”というブザー音や、数か所にあった“ボツ”というノイズはカットし、一段と聴きやすくなりました。更に今回大きく変わった点として、各曲のセッション終了後にそれぞれの完成テイクの別ミックス・ヴァージョンを追加収録しているのです。
この別ミックス・ヴァージョンですが、オフィシャル・リリースのものと聴き比べると音色はかなり中域寄りで全くと言っていいほどヒス・ノイズが無く、クリアさでは劣るものの温かみのある音色です。そして各楽器の左右分離はセンター寄りで、オフィシャル・ヴァージョンよりギュッと音圧が感じられます。この別ミックス・ヴァージョン自体もちろんウリとなるわけですが、この追加収録により、試行錯誤のセッションの末に最終形へと到達するドキュメンタリーが完成したのです。オフィシャルでもカインド・オブ・ブルーのボックス・セットが出ていますが、本タイトルはそれとはまったく違った趣旨のアイテム。オフィシャルのボックスを持っていても持っていなくても、また前述の『メイキング・オブ・カインド・オブ・ブルー』を持っていても持っていなくても、必携必聴のコレクション・アイテムに間違いありません。ですが意表をついて「オレは『カインド・オブ・ブルー』自体持ってない!」という稀有な方はまずそっちを買ってから、です。
ログインしてレビューを書く事ができます。
お客様のレビューをお待ちしています。