フリートウッドマック / 80年2月16日 大阪フェスティバルホール公演!

STCD-212/213
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商品番号:STCD-212/213

FLEETWOOD MAC / 1980 TUSK TOUR AT OSAKA FESTIVAL HALL (2CD)

DATE :19800216
LABEL:SHAKUNTARA
PLACE:Osaka Festival Hall Osaka Japan
SOURCE :Audience
TYPE:2CD (プレス盤)
CODE:STCD-212/213
RELEASE :20220221
2CD (プレス盤)
FLEETWOOD MAC / 1980 TUSK TOUR AT OSAKA FESTIVAL HALL
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発送日目安:約1週間後
¥4,680(税込)
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フリートウッドマックは既に40年のキャリアを超えいまだ現役で活動している稀有なバンドのひとつである。 これだけ長いキャリアを継続できたのは、もちろん楽曲の素晴らしさと共に、脱退と加入に見舞われたメンバー間の結束など、並々ならぬ努力があったからに他ならない。またその要素として最大の要因は、時代の要請とメンバーの趣向に合わせ音楽性を変えていった柔軟な姿勢にある。結成は60年代まで遡ることができるが、当初はブルース・バンドであったことは後の大ヒットしたマックしか知らない人には想像だに出来ないだろう。

60年代末から70年代の黎明期には、英国を中心にブルース・ロックのブームが訪れていた。フリートウッドマックの結成はその流れに乗ったものであったが、早々にブームは廃れていく。マックは1974年に活動の拠点をアメリカ、カリフォルニアに移すが、そこで見たものはブルースではなく長大なインプロを中心としたハードなロックであった。もちろん当時のロックを取り巻く環境は一言で分類できるものではないが、ブルースを基本としつつも、それそのものを全面に押し出したサウンドは下火になっている状況であった。そこでマックはヴォーカルにスティーヴィー・ニックスを加入し、ポップ路線に大きく舵を切るのである。

下火になっていたブルース・ロックからポップ路線に移行したマックが、スティーヴィー・ニックスを迎え入れた最初のアルバム『ファンタスティック・マック』をリリースしたのは1975年の事である。この試みは大成功を収め、「セイ・ユー・ラブ・ミー」「リアノン」といったシングル・ヒットを含めアルバムは全米ナンバー1を獲得する。ここにマックの進むべき道が確信されたことであろう。そして1977年発表のアルバム『噂』はさらなるヒット・アルバムとなる。しかもただのヒット・アルバムにとどまらず、全米アルバム・チャート・ナンバー1を31週に渡って独占し、セールスは1700万枚を超え、歴史的名盤としての評価と共にマックの人気を決定づけるものとなったのである。そんな時期に初来日公演が行なわれている。これも1977年のことであった。

スターの地位を確立した大ヒット・アルバムの次のアルバムは、期待が過剰になりがちでどのアーティストも悩むものであるが、『噂』に続くマックのアルバム『牙』もその例にもれず、当時の目まぐるしく変化する音楽的流行の状況もあり、制作は難航する。その結果、なんとLP2枚組の大作としてリリースされたのである。バッキンガムの意向で実験的な曲も多くセールス的には健闘したものの、やはり前作『噂』を超えることはできなかった。しかし、アルバム『牙』に伴うワールド・ツアーは依然としてマックの人気が高い事を証明し、観客動員数は衰えることがなかったのである。

アルバム『牙』に伴うツアーは1979年10月26日アイダホ州のポカテッロから始まり、足掛け2年に渡りアメリカ、日本、オセアニア、ヨーロッパと、まさに全大陸を横断する大規模なものであった。総公演数は実に111公演を数える。特に日本においては、初来日がわずか4公演のみだったのに対し、1980年2度目の来日公演は武道館3日連続を含め、京都、岐阜、札幌、横浜、仙台、そして大阪と、10公演を行なうという、当時の日本においても高い人気が伺える規模で行なわれた。本作は、この1980年来日のシメを飾る大阪フェスティバルホール連続公演より、2月16日公演を収録している。1980年来日公演の日程は以下の通り。

2月3日 日本武道館
2月4日 日本武道館
2月5日 日本武道館
2月8日 京都会館第一ホール
2月9日 岐阜市民センター
2月11日 北海道厚生年金会館
2月13日 神奈川県民ホール
2月14日 宮城スポーツセンター
2月16日 大阪フェスティバルホール
2月17日 大阪フェスティバルホール

前回の来日から2年しか経過していないこともあって、セットリストは1977年12月の来日時のものと類似しているが、それは欠かせないヒット曲として、ニューアルバム『牙』の楽曲がステージで演奏されているのが最大の特長である。

本作は、当時フェスティバルホールに臨場した方から提供していただいた今まで一切出回っていなかった初登場音源である。 今まで世に出たことがない初登場音源とは思えぬ高音質なものである。当日のフェスティバルホールの興奮が目の前に広がる。『噂』と『牙』という対をなす代表作からチョイスされたセットリストは現在でもマックの ベスト的な選曲といって良く、それをこのような初登場音源で完全収録しているのは、まさに日本のファンにとって幸運なことであろう。

二度目となった大規模な来日公演より、1980年2月16日大阪フェスティバルホール公演を、初登場音源にて高音質完全収録。この後、マックのメンバーはソロ活動に軸足を移すことになり、バンドとしての活動は停滞、次に来日するのは10年後のことである。そう言った意味では代表曲の数々をリアルタイムのマックで聴くことが出来る最後のツアーであるともいえる。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。

  
FLEETWOOD MAC /
1980 TUSK TOUR AT OSAKA FESTIVAL HALL (2CD)

Live At Osaka Festival Hall Osaka Japan February 16, 1980
SHAKUNTARA STCD-212/213

DISC ONE
01. Introduction
02. Drums performance
03. Say You Love Me
04. The Chain
05. Don’t Stop
06. Dreams
07. Oh Well
08. Rhiannon
09. Oh Daddy
10. What Makes You Think You’re The One
11. Sara
12. Not That Funny

DISC TWO
01. Never Going Back Again
02. Landslide
03. Tusk
04. Angel
05. You Make Lovin’ Fun
06. I’m So Afraid
07. World Turning
08. Go Your Own Way
09. Sisters Of The Moon
10. Songbird

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